2月も終わりに近づき、いよいよ花粉症が本格的なシーズンを迎えました。その一方で、インフルエンザの流行も依然として続いています。
現在、当院には「のどが痛い」「体がだるい」「鼻水がでる」といった風邪症状を訴えて来院される方が非常に増えています。今の時期、これら共通の症状を持つインフルエンザ・花粉症・のどの乾燥は、非常によく似ていて見分けがつきにくいものです。これらの似た症状、どこで判断する?
・インフルエンザウイルス感染
上気道症状(鼻やのどの症状)に加え、「急激な高熱」と「強い全身の倦怠感」が特徴です。関節痛や頭痛を伴う場合もあります。
・花粉症
サラサラした鼻水、目のかゆみに加えて、喉の「イガイガ感」や痒みが出る場合もあります。熱は出ないか、出ても微熱程度ですが、「頭が重い、だるい」といった倦怠感が出ることもあります。
・のどの乾燥
朝起きた時の喉の痛みが強く、水分補給や加湿で和らぐなら、室内環境の影響が大きいです。
喉のダメージが「ウイルス感染の引き金」に
ここで特に注意していただきたいのが、花粉症や乾燥による喉の荒れが、インフルエンザ感染のリスクを跳ね上げるという点です。
喉の粘膜には、ウイルスを外に追い出す「線毛運動」というバリア機能があります。しかし、乾燥や花粉で粘膜が傷つくと、このバリアが壊れ、ウイルスが体内に侵入しやすい「無防備な状態」になってしまうのです。つまり、喉の炎症を放置することは、感染症の入り口を広げているのと同じです。
「ただの花粉症」「いつもの乾燥」と自己判断せず、喉を適切にケアすることが、結果としてインフルエンザの予防にも繋がります。
「このだるさはどっち?」と迷われたら、無理をせずお気軽に当院へご相談ください。
皆様がこの季節の変わり目を健やかに過ごせるようサポートいたします。